大阪 天満にて 下町気分
大阪駅からたった一駅の「天満」という町は、なぜか下町感覚あふれている場所で、アーケードのある商店街には面白そうな店がずらっと並ぶ。東京で一駅となりと言えば神田か有楽町。そんな近さで下町気分なのだから大阪は楽しい。町の感じとしては浅草に近いような。そんな町にこの店、てんぷらの「まきの」がある。天ぷら定食のみ、持ち帰りなし。実に潔い商売で、カウンターで揚げたてのてんぷらを黙々と食べる店だ。
注文すると目の前に御飯と味噌汁のセットが置かれる。揚げたてのてんぷらはステンレスのバットにアツアツの状態でおかれる。定番らしい「まきの定食」を頼むと、最初に出てくるのがかき揚げ。その後、ナス、イカ、エビ、とり天が順番に出てくる。席に座って食べ終わるまで15分、究極のファーストフードだ。天ぷら好きにはたまらない店かもしれない。運営しているのは丸亀製麺の会社。うどんの次は天ぷらということらしい。
まきの
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27077078/
天満の街で夜の混雑する店、「アレグロ」。ピザ屋というかイタめし屋というか。
午後7時に予約をしておいて正解。店内はほぼ満席で、イタリア人らしき客が二組、人気のある店らしい。
ピザと言うかピッツァは、石窯で一枚ずつ焼いている。ナポリスタイルのふちがあついもちっとしたきじで、パスタやメイン料理も種類豊富。町のイタリアレストランという居心地の良さが感じられる。
一押しは厚切りバゲットにフルーツトマトを乗せたブルスケッタ。これが本当にうまい。ちょっと甘めのフルーツトマトが極めつけのうまさだ。
こちらはハムを使ったカルパッチョで、魚のカルパッチョに慣れた日本人にはちょっと意外かもしれないが、これが正統なカルパッチョではないのか?などとたわごとを言っても仕方がない。肉のカルパッチョは本当に塩味がバランスよく食べやすい。ワインに合う。また食べたい。
ピッツァは定番のマルガリータ、ただしチーズはバッファロー、水牛です。これはお上手という仕上がり。ふちの焼きあがり状態も完全。こんなピザを近所のレストランで食べられる天満の人は幸せだと思う、羨ましい。
デザートはジェラート、ただし、一緒に頼んだ「ババ」のほうがおいしいような気はするのだが。いや、けしてっジェラートがまずいというのではなく、イタリアレストランでもおいしいババにめぐり合うのはけっこうたいへんなので。
アレグロ 天満
大阪府大阪市北区同心2-5-20 森下ビル1F
大阪の街は楽しいぞ。
http://r.gnavi.co.jp/c741700/
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