近所の蕎麦屋などをめぐる

 埼玉県の中都市、東京のとなり町に住んでいる。目立った繁華街があるわでもないが百貨店くらいはあるので、駅前はそれなりの飲み屋街になっている。そこから二駅離れた元新興住宅街は、今はすっかり高齢化しているので若者向けの店などないはずなのに、なぜか最近、個性的な麺屋がボチボチ開店している。

 煮干しつけ麺の店は、前の店が手狭になったらしく広い店に移った。味は昔より濃くなった気がするが、週末には行列ができる人気ぶり。だから、食べに行くなら昼のピークは外していくべき。夜はこれまたなぜか混雑するので、お勧めは午後1時半から3時くらいまで。


 スープは煮干しと鶏白湯なので、店内はつけ麺屋特有の豚骨のにおいはしない。煮干しと言うか魚粉のじゃりじゃりした感じが残るつけつゆは、個人の好みがかなり別れるところだとは思うが。濃厚の一言プラス焦げ臭。まあ、このにおいが評価のわかれるところだろう。メンマは太い角切り、実はこれがうまい。チャーシューはあまり味がついていないので、スープにつけて食べるタイプの仕上がりか。麺は中と太が選べるのだが、太麺がお勧め・・・・。




みなと屋のラー油つけそばのまねっ子が開店したので、とりあえずお試しに行ってみた。まあ、肉そば・太麺が売りになっているのは、この手の店のお約束。




 見た目はご覧のとおりで「みなとや」風なのだが、全然違う。麺が細い。つゆの味が薄い。ラー油が妙に安っぽい。(あまり山椒などの香りがしない)
一口で分かってしまう落第ぶりなので、完食するのが苦痛。大盛りにしなくて本当に良かった。



店主の方、もう少し勉強してほしいなあ。
ちなみに値段だけは西新橋「みなとや」と同じなので、ますますがっかりする羽目となる。


今回は店名なし、住所なし。





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