焼鳥屋 新時代?

焼き鳥に串がなくてもいいじゃないかというのがこの店の主張らしい。
―――飲み物にもいろいろなこだわりがあるようで。
もっ切りワイン(だとおもったなあ)、これは日本酒の冷や酒の飲み方で、確かに安いワインをぐびぐび飲むにはしゃれたワイングラスに注がれるより、よっぽどましかもしれない。チープシックという言葉があるが、まさしくそんな感じ。


土鍋で出されるアツアツの鳥もつの煮込みは、なんとなく高級感がある?東京の下町、森下の名店と同じにおいがする。これはきっと裏メニューでガーリックトーストがあるに違いない。



店の主張通り焼鳥には串がない。これが鳥半身、たれ。はしで食べるより手に持って食べてしまうのは、有名フライドチキンとおなじ。味付けはあまりとりくさくない焼鳥なので、たれの甘みがちょっとくどい。塩のほうがよいのかもしれない。



胸肉を焼いたものをポン酢で食べるという趣向。これはたて横に切れ目が入っているので、箸でつまんで食べられる。胸肉だからちょっとパサつく感じはあるが、酒のつまみとしては合格。



 漬けもの代わりに頼んでみたのが、キュウリのオリーブアンチョビー和え。ニンニクのコマ切れが入っているので、やはり漬物と言うよりは酒の肴だが、シンプルだけどなかなかうまい。がぶ飲みワインにはあっている。



東京都町田の駅裏飲み屋街に開いたサントリー系の実験店らしく、店内の酒はオールサントリー。
居心地良し、お値段よし、相変わらずのうまい店づくり。
また行ってみたいものだ。


とり焼 源気(げんき)
東京都町田市森野1-35-2 大竹ビル1F

http://www.dynac-japan.com/shop/toriyakigenki/

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