千葉の民家レストラン

千葉は首都圏千葉とディープ千葉の顔があり、ディープ千葉はもはや東京とは何のかかわりもない地域だというのが持論だ。ディープ千葉の境目をどこに引くかでいろいろと千葉県民と議論をするのだが、おそらく千葉市から柏までのライン、ほぼ国道16号のあたりが境界線ではないかと思っている。

昔の地理区分で言うと、上総、下総、安房と三つの国にわかれる千葉だけに、々県内と思えないくらい景色が違う。


―――たまにディープな千葉に行くと、なんだか観光地に来たような気分がするのだが。

市原の山の中、ディープ千葉の入り口にあたる場所にある民家改造のラーメン屋。駐車場は40台以上停まれるくらい広い。
店内は20人も入るといっぱいになるので、入り口わきの軒下でベンチに座って待つという趣向。


昔は商家だったのかなと思わせるトウガラシの看板が素敵でありますが、障子を開くと客席。



アリランラーメン、玉ねぎとニンニクたっぷりのトッピングで、においも強烈、味も辛さビシバシ、極めて戦闘的な食べ物で。玉ねぎの山の下に麺が埋もれている。これにチャーシュー5枚が乗れば(プラス200円)、アリランチャーシュー麺。

なぜアリランなのかは店内に書かれてはいないが、食べてみるとたしか韓国風と言われればそんな気がする、玉ねぎとニンニクの強烈さ。次の日にトイレがすごいことになったのだから、やはりアリラン的な食べ物だなあと。(意味不明なコメントであるとは思うが)

ニンニクが苦手な人は決して挑戦してはいけない。家にトイレが一つしかない場合、翌日のトイレは必ず外部で使用すること。家人に文句を言われること間違いない。



同じく市原でだいぶ千葉よりの森の中。これも民家改造とおぼしきレストラン。こちらは洋食。



スープがかかったオムライス。餡かけチャーハンみたいなものだなと納得しながら食べる。海苔がかかっているからわかると思うが、和風オムライス。




デザートセットを頼むとこんな感じでアイスとバナナがついてくる。
お値段はロイヤルホストに+500円という感じ。この値段の妥当性は、人それぞれ。ただ店内で焼いたパンがついてくるあたりが女性客には効き目があるのだろうな。レジの横ではパン屋さん並みに焼き立てパンが売っている。




店内は照明を落とした薄暗い空間で、昔々のレコード盤がたっぷり並べられている。確か昭和50年代はこんな感じの店がはやっていたなあと思わせる。

50歳代のデートには最適、主婦同士のランチなどが最多利用であると思う。ゆったりとした空間だけに、サラリーマンのランチには全く向いていない。

レトロと言われればどちらの店もそうだなと思う。昭和50年代にはこんな店が相当おしゃれだったような気もする。



アリランラーメンの店は 「らーめん八平」



森の中のレストランは CANON

市原市潤井戸1105-1




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