千葉県市原に開いた喫茶店

千葉県市原市のはずれ?に開いた喫茶店。最近のはやりの郊外型喫茶店であるのだが、もう少し独創性を感じさせてくれないかなあと思ってしまった。

郊外型喫茶店は名古屋からコメダ珈琲が東京進出を果たして以降、なんだか猛烈な勢いで出店が続いている。
熟年夫婦を主客層にしたモーニング・ランチ主力の業態というのが郊外型喫茶店のあり方。他に長居ができるように雑誌や新聞が豊富とか、サンドイッチなどの軽食主体であるが食事が充実しているとかいろいろ特徴はあるのだけれど。


各チェーン共通しているのが、コーヒーカップの重さ。もう一息でマグカップといいたい厚さ。コーヒーもかなり濃厚系な味わい。まあ、ぱっと見は真黒ですよ。
ペーパードリップ、ネルドリップ、いろいろ皆さんこだわってはいるのですが。そこが「客寄せ」の条件になっているのか、いささか疑問ではある。昨今の郊外型喫茶店の誘客要因は、「飲み物」ではないという仮説を立てている。


喫茶店お約束のナポリタンを注文すると、あれれ?の名古屋名物「鉄板ナポリタン」。ただし、鉄板の温度が低いのか卵はジュクジュクと焼けながらは出てこない。これは残念だ。トホホというほどのレベルではないが・・・・。プロントの鉄板ナポリタンンもやはり卵焼きになっているから、これが東京的な変化形かもしれない・・・。


もう一つのお約束、喫茶店のホットケーキ。最近はパンケーキということが多いけれど。まあ、これは「とりあえずだしてみました」というレベルで、残念度はかなり高い。これで1000円近くのお値段をつける喫茶店もあるので、もう少し研究しても良いのになと。



どちらにしても喫茶店をやる時は、滞在したくなる気持を盛り上げる必要がある。簡素な内装は実はダメだと思うし、食事も一品一品の磨き上げが思った以上に効き目があるのだと。おそらくコーヒーの味は二の次で、スタバが言うところの「3rd Place」、家でもなく職場でもない自分がくつろげる空間というのが正しいのだと。
ファミレスからの改造だとそこが一番難しい。


ひばり珈琲
千葉県市原市ちはら台南2-1-8




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