焼き鳥とコーヒー 昭和文化の生き残り
サッポロはホームタウンなので、当然ながら訪れる回数の多い街。人口は190万人に近い大都市だから、中心部繁華街はそれなりのにぎわいと、流行の店がたくさんある。外食チェーン店はほぼ勢ぞろい。パルコ(よく都会の象徴として うちにはパルコがあるぞと威張るのは有名。福岡対熊本とか長野対松本とかね)と三越を中心としたショッピング街、大型のショッピングモール、一大歓楽街すすきの。でも大都市のそんな場所を避けてひとりで楽しめるところはたくさんある。
大都会のはずれにひっそりと「生き残っている」不思議空間。
このわかりやすいネーミング、やき鳥 福鳥本店、確か昔は2号店(この店の隣)、3号店(この店から100mくらい)、4号店・・・と会ったような記憶がある。
確か4時から開いていたような記憶もあり・・・。
ただここは昔本店ではなかった。本店はしばらく前に閉店したらしい。
おそらく20年ぶりくらいに福鳥に行った。待ち合わせの時間まで1時間くらいあり、その手持無沙汰な時間をつぶすためにふらりと入ったら、何と時間が一気に昭和50年代までワープした。
お酒を頼めばコップ酒、店名の入ったコップが懐かしい。
焼き鳥を2皿注文したところで思い出した。この店の一皿は焼鳥が5本のっていることを。まいった、焼鳥10本も食い切れるか?と後悔。ただひと串の肉量が少なめだったので、何とか完食。
この店の名物はタンとガツ(自分の思い込みか)。久しぶりの焼鳥というかもつ焼きというか。お酒2杯、焼鳥2皿。1時間も持たなかった。次回は誰かと一緒に、もっとのんびりと酒を飲みながら、昭和50年代の映画の話でもすることにしよう。
福鳥
http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1014173/
翌日、札幌では有名喫茶店チェーン、「宮腰屋珈琲店」でモーニングコーヒー。
昭和50年代は喫茶店文化全盛の時代だったと思うが、そのころにはこの店に入った記憶がない。おそらく札幌でも新興喫茶店勢力だと思うが、いまや喫茶店がどんどんなくなっている時代なので、老舗になってしまった感もあり。
札幌の老舗喫茶といえば「北地蔵」とか「倫敦館」とか、「可否茶館」などなど。もうなくなった店も多く、それでも東京よりはましかな。
濃いめのコーヒーをブラックで、横についてくるミルクピッチャーがちょいとレトロな感じであります。ちなみにこの店は、スタバなどと違い全席喫煙可、筋金入りの昭和の喫茶店です。
宮越屋珈琲店
こちらで店舗探してください。たくさんあります。
http://www.miyakoshiya-coffee.co.jp/jp/shopinfo
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