武蔵小杉の中華料理店
30年位前に武蔵小杉に住んでいたことがあり、その頃はあまり気にしてはいなかったけれど、駅前がごちゃごちゃとした、そしてちょっと不便な街だと思っていた。スーパーが6時でしまってしまう。(当時はどのスーパーも営業時間の規制があったのでしかたがないが)コンビニがまだ駅前にはなかったような。食べ物屋も数が少なくて、ファーストキッチンがあったような記憶はある。
その昔のイメージとは全く異なる高層住宅街になってしまった武蔵小杉。なんだかアメリカ西海岸(オレンジカウンティーあたりの)マンションのような。
月日の流れを感じるなあ。
そんな新武蔵小杉エリアに開いたちょっとアッパーな中華レストラン。明らかに「レストラン」であり、食堂ではない。中に入って内装を見ると、どうもサンフランシスコのチャイナタウンというようなイメージで設計されているような。
お値段はランチで1000円以内とお値ごろなセットがあり、十分日常使いのレストランなのだけど。
スープに自信があるという鶏そばを注文・・・・。ふつうに美味しい。ただスープに自信という割に化学調味料が強すぎるかなあ。化学調味料反対派ではないし、天然調味料だけで中華を作るのはとても大変だと理解しているつもりだけど、もうひとくふうほしいなと。
全国に1000店近くあったバーミアンが激減し、餃子の王将とホテルの中華レストランの中間体に当たる「中華料理店」が少ないので、日常使いの中華レストランというマーケットがポッカリと開いている。ニッチというより、マーケットが欠落している感じなので、ここを狙うレストラン関係者達は多いのだろうな。
ただ、バーミアンの失敗でわかるように、店内調理に依存する部分が大きい中華料理はチェーン店かが難しい。セントラルキッチンとマニュアルでオペレーション簡素化が図れるものではないのだろう。そこをどうやってこなしていくのか興味津々。
都心から15分程度の武蔵小杉。(注:JRのほうですよ。東横線で降りると遠い)一度見に行く勝ちはあると思う。
運営は ワタミ
ブランド名はワンズガーデン
神奈川県川崎市中原区中丸子13-2 野村不動産武蔵小杉ビルN棟1F
http://www.watamifoodservice.jp/fs/topics/2014/02/001490.html
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