ラーメン 3軒
典型的なB級グルメの王者、ラーメン屋を何軒かめぐってみた。
1番目、千葉県幕張 みそラーメン専門、「田所商店」11時半にはすでに満席でウェイティング発生中。立地としては高速インター降りてすぐなので、車で移動して仕事をする人たちには便利なり場所。駐車場の台数はちょっと足りないかもしれない。目の前の道路はかなり通行量が激しいので、駐車は不可。
みそは北海道、仙台、九州の味噌を使い分けて、甘口、辛口のスープを作っている。
典型的なみそラーメンで、子っていスープ。濃厚、舌がやけどするほどの暑さ。冬向けの味で、夏にこれを食べると汗が止まらない子も知れない。客席は男性率が高く、それも作業着を着ている人が目立つ。ざっと見て、ラーメンライス率も高い・・・。
のれん分けでお店を増やしているらしい。たしかに、みそ専門という売り方は、昨今のラーメン屋にはないので、切り口よしというところ。この混雑が夜まで続くのであれば、社長が毎年ポルシェを買ってお釣りが来そうだ。
現代の錬金術 その1は、「繁盛ラーメンチェーン」を作るであることは間違いない。この会社の社長さんはこれを正しく実践している。
2軒目。神奈川県藤沢市 「松壱家」 横浜「家」系ラーメンとHPに書いてある。確かに「家系」は、とてつもなく大量にスピンアウト組を生み出しているので、複数店展開しているお店も多い。
この店の売りは。トンコツスープなのにすっきりということのようだ。大きめの海苔は、「家系」の証拠。確かにスープは心なしかすっきりしているような気がする。味も「元祖」と比べると、塩味もうすめと感じる。ただ、これはスープのバランスのせいかもしれない。サクサク食べられるラーメンというところか。
お店の中にも、一人ラーメンを楽しむ女性が何人かいたので、ひょっとするとこれが今風のラーメンなのかもしれない。
店内に豚骨を煮だす、あの特有のにおいがしないのもポイントか。
3軒目。横浜ラーメン博物館内に、4月までの限定出店。高知県須崎市 「谷口食堂」
これはちょっと変わり種で、色ものラーメンという気がしたが、実際に食べてみるとシンプルでおいしい。
鍋焼きラーメンは、須崎の名物で街中に何軒もこの鍋焼きラーメンを出す店があるそうだ。
ラーメンで町おこしということなのか。
味はすっきり透明な鳥スープのしょうゆ味。麺は細めで、まさしくつるつると食べられる。ただ、土鍋はアツアツなので、運ばれてきた時もまだスープが沸騰している状態。食べるときには、やけどに注意。これもやはり冬向きラーメン。でも、なんとなくおいしいものを食べた感が強くする。
美味しさとは味だけではなく、シズル感、目に訴えるおいしさもあるのだということを知らしめる一品。期間限定なので、この機会を逃がすと高知まで行かなければならない。
食べたい人はお早めに。
麺場 田所商店 本店 ☆☆
http://www.misoya.net/shop/index.html
松壱家 ☆
http://www.matsuichiya.com/shop_fujisawa/index.html
横浜ラーメン博物館 ☆☆
http://www.raumen.co.jp/home/
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