日本橋でワインバル

日本橋のはずれというか、神田の裏路地にある「ピッキオ」
高い原価率で集客抜群の店だそうで、視察にいてみた。

メニューは基本的にイタリアンだが、串焼きと野菜が中心におかれている。無国籍料理というにほど、メニュー幅があるわけではないので日本式イタリアンとでも言うべきかもしれない。

ワインはボトルで3000-6000円、お手ごろ価格で、フランスからチリ、カリフォルニアまで手広くワインをそろえているので、気軽に楽しめる。女性向けの店といってよい。
難点はちょっと椅子が固いので、長居がしずらいかもしれない。

お箸で食べるイタリアンとしてかジュラル二楽しむのが正解。

まずはタコのトマト煮がお通しで出てきた。イカやタコはイタリアンには相性がいいとおもう、特にオリーブオイルとガーリック。ここの店では、鯛のカルパッチョなど、最近のイタリアンの定番も用意されているので、フードはワインの赤白両方に対応している。
これも最近の定番めにゅーなのか、アンチョビーキャベツ。アンチョビーソースはバーニャカウダのはやりとともに定着化した。よく出てくるのはアツアツのキャベツをアンチョビーソースでいためたものだあが、この店は冷製。ただしトウガラシがかなり強めなので、味はしっかりしている。

ベーコンとマッシュルームのアヒージョはちょっと珍しい。オリーブオイル煮としては、魚介類がおおいとおもうが、これはこれでうまい。バゲットと併せてワインが進む。ただし、これはスペイン料理だよね。この鋳物の鍋でぐつぐついいながら出てくるのは、シズル感でてます。


看板メニューがこれ。フォアグラの焼き物。バルサミコソースとキャラメラーゼしたアップル添え。
お値段980円のお買い得メニュー。確かにうまい。なかなかフォアグラをごろっと食べることはないので、満足感がある。ただ一人で食べるにはちょっと量が多いかも。これはフルボディーの赤を相性抜群。
 この店は、バーニャカウダソースで野菜を食べるのも人気らしいが、お勧めの三種の野菜の温製、炭火焼きを頼んだ。オリーブオイルで軽くコーティングされている。ムラサキイモと甘いねぎ、それと金時ニンジンを粗塩で食すというもの。野菜の甘さが引き立つ、妙にあとを引く一品。

こうして見ると、メニューの構成も含め、極めて女性向けのお店であることは明らかで、おじさんたちが焼鳥屋に行ってホッピーを飲む感覚で、ワインと焼鳥と野菜を楽しむ店になっている。

日本橋の裏通り、それもビルの二階にあるというかなりハンディキャップのある立地ながら、ほぼ30席が満席になる。

19時までは、ハッピーアワーでグラスワイン200円。混みあう前に早く行って、お得な飲み物を楽しむのが正解。

もう少し試してみたいメニューがあるので、再訪予定。
ただし、次に行く時は女性同伴のほうが、周りから浮きあがらないので、同行者厳選したうえで。

所在地情報はこちら。

http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13135072/






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