高幡不動の喫茶店
2年ぶりに書き込むことにした。2年も経てば変わることも多いので、まず雑感の一つを、書くこととする。食に関わる仕事を長く続けてきたので、食べることが趣味で食べることが仕事という人生を送ってきたのだが。気がつけば結構な歳になってきて、いささか困ったことに量が入らなくなった。具体的にいうとラーメンを食べ始めると、半分ほど食べた時点で、気持ちの上で満腹になっている。これはいささか職業上の問題であるなと感じる次第。かといって、自分の胃袋の代行者がいるはずもないので、結局2人前注文して半分以上食い残して帰るという、随分失礼で下品なことをするようになってしまった。まずくて残すのではないのですよと心の中で詫びながら、そそくさと退散する。まあ、そんな日々の記録をまたぼちぼちとはじめようかと。
高幡不動尊近くの「あんず村」 テレビでやっていたのをたまたま見て、ちょっときになるので遠出してみたのだが。店内は古き良き昭和の喫茶店、お昼時でなかなかに混雑ぶりであったのだが、窓際の二人がけ席に案内される。注文したのは、この店の名物「ドンスパ」。どんぶりに入ったスープスパゲッティということらしい。
確かに、昔からこんな形で提供していたのだとしたら、それは名物といっても良いルックスであり、写真にははっきり写っていないが、表面は溶けたチーズで覆われている。
チーズ好きには良かったのだろうなあと思わせる味。
ただし、生パスタがこれだけポピュラーになった時代に、乾麺を使ってスープパスタを作っても、なんというか麺の食感がおかしいのだ。
古臭いことと思うかもしれないが、小学校の給食で出てきたメニューがこんな感じだった。率直に言うと、味の改良をしてほしい。麺はモチモチ系の生パスタに。スープはもう少し「ダシ」の効いた強目の味に、チーズはもう少し味の強いものに変えてほしい。古き良き昭和の時代にはなかった食材が平成の時代には簡単に手に入るのです。
ドンスパにはコンソメ味もあるようだが、多分同じ系統の味付けなのだろうと思う。
喫茶店というか軽食レストランというか、今は貴重なコンセプトのお店だけに、是非頑張っていただきたいのであるから、少々厳しい意見を書き連ねたが。
自分の家の近くにあれば週に一度は行きたい店なのだ。
チェーン店には値段で勝てないが、味と心意気でなんとかするぞ、という生き残り戦略を体現している。
評価は ⭐︎⭐︎
【星は五個で満点としてます】
高幡不動尊近くの「あんず村」 テレビでやっていたのをたまたま見て、ちょっときになるので遠出してみたのだが。店内は古き良き昭和の喫茶店、お昼時でなかなかに混雑ぶりであったのだが、窓際の二人がけ席に案内される。注文したのは、この店の名物「ドンスパ」。どんぶりに入ったスープスパゲッティということらしい。
確かに、昔からこんな形で提供していたのだとしたら、それは名物といっても良いルックスであり、写真にははっきり写っていないが、表面は溶けたチーズで覆われている。
チーズ好きには良かったのだろうなあと思わせる味。
ただし、生パスタがこれだけポピュラーになった時代に、乾麺を使ってスープパスタを作っても、なんというか麺の食感がおかしいのだ。
古臭いことと思うかもしれないが、小学校の給食で出てきたメニューがこんな感じだった。率直に言うと、味の改良をしてほしい。麺はモチモチ系の生パスタに。スープはもう少し「ダシ」の効いた強目の味に、チーズはもう少し味の強いものに変えてほしい。古き良き昭和の時代にはなかった食材が平成の時代には簡単に手に入るのです。
ドンスパにはコンソメ味もあるようだが、多分同じ系統の味付けなのだろうと思う。
喫茶店というか軽食レストランというか、今は貴重なコンセプトのお店だけに、是非頑張っていただきたいのであるから、少々厳しい意見を書き連ねたが。
自分の家の近くにあれば週に一度は行きたい店なのだ。
チェーン店には値段で勝てないが、味と心意気でなんとかするぞ、という生き残り戦略を体現している。
評価は ⭐︎⭐︎
【星は五個で満点としてます】
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